オキナワヒメナキリスゲ
Carex tamakii T.Koyama

【国内分布】沖縄諸島。固有。
【同定のカギ】川岸の岩場に生える多年草で、密に叢生する。小穂は全て雄雌性で先端に小さい雄小穂を持つ。小穂は1節に1-3個付く。果胞は、雌鱗片より長く、卵形、稜間に太脈があり、脈上に短毛がある。嘴は短く、口部は2歯。柱頭は2岐。
【ノート】オキナワヒメナキリスゲはアマミナキリスゲとは葉がざらつく、果胞が有毛であることで異なる。コゴメスゲとは葉の幅が1〜2mmと細く、果胞が小さいことで異なる

オキナワヒメナキリスゲ 沖縄県国頭郡 2006年10月30日


オキナワヒメナキリスゲ、花穂               雄雌性の小穂


オオカワズスゲ小穂は全て雄雌性


果胞と鱗片           果胞             痩果


果胞と鱗片拡大

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