ケスゲ
Carex duvaliana
Franch. et Sav.
【国内分布】
本州(関東地方以西の太平洋側)、四国、九州。
【国外分布】
中国。
【同定のカギ】
林床や林縁に生え、疎らに叢生し、短い匐枝がある。植物体全体に軟毛を密布する。果胞は、雌鱗片より長く、密毛、短嘴、口部は2小歯。柱頭は3岐。
【ノート】
植物体に毛が密布していることで近縁種と区別できる。ケヒエスゲは基部の鞘に毛が密生し、それ以外は疎ら。また、ケヒエスゲは果胞の嘴が長い。
ケスゲ 愛媛県岩城島積善山 2003年5月10日
ケスゲ 若い花序 小穂、雄小穂は線状、鱗片は緑白色
花序
雌小穂、全体に軟毛を密布
基部の鞘、軟毛を密布 果胞と鱗片
果胞と鱗片 果胞、背面 果胞、側面
果胞、痩果 痩果
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