ヒメハリイ
Eleocharis kamtschatica (C. A. Mey.) Kom.
【国内分布】北海道〜九州。【国外】朝鮮半島、中国、ウスリー、サハリン、千島列島、カムチャツカ、北アメリカ北部。
【同定のカギ】海岸近くの湿地に生える多年草で、長い匍蔔枝がある。有花茎は、円柱形で、やや細く、長さ15-50cm、幅は1-1.5mm、新緑色。小穂は、長さ7-20mm、幅3-5mm、鈍頭。鱗片は、長さ3-5mm、暗視褐色。痩果は、長さ1-1.5mm、やや平滑で光沢がある。柱基は、大きい。刺針状花被片は、4-5本、細くし下向きにざらつく。柱頭は、2岐。
【ノート】クロハリイに似るが、4-5本の刺針状花被片があり、細く、下向きにざらつく。

北海道石狩市  2011年7月11日

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