カヤツリマツバイ
Eleocharis retroflexa (Poir.) Urb. subsp. chaetaria (Roem. et Schult.) T.Koyama
【国内分布】琉球 (石垣島)。【国外分布】中国南部、インドシナ、ネパール、ヒマラヤ、インド、セイロン、マレーシア、オーストラリア北部、アフリカ。
【同定のカギ】池の周辺や湿地に生える1年草または多年草で、匐枝はない。有花茎は、細く、直立または斜上し、高さ20−50 cm。小穂は、頂生し、長さ5−7 mm、狭卵形、密に花をつけ、時に基部に腋芽ができる。鱗片は、長さ2−2.5 mm、鈍頭−円頭、一部に錆色の部分がある。痩果は、長さ1−1.2 mm、黄緑色、横断面は鈍3稜形。柱基は、3角錐状、幅は痩果の1/3、長さは幅の1.5倍である。刺針状花被片は、6本、下向きにざらつく。柱頭は、3岐。
【ノート】カヤツリマツバイは、マツバイに似るが、匐枝がなく叢生する。

沖縄県石垣市 1958年11月5-6日 


有花茎は、細い。小穂は、卵形で数個の鱗片がある。

プレビュー付き和名検索へ 学名検索へ 図鑑Topへ