コツブヌマハリイ
Eleocharis parvinux Ohwi
【国内分布】本州 (宮城県、栃木県、茨城県、千葉県、神奈川県)。日本固有。
【同定のカギ】河川の平坦地や湖畔に生育する多年草で、長い匍匐根茎がある。有花茎は、高さ30−60 cm、幅1−2 mm、円くて平滑、柔らかく、有花茎の内部は綿状。小穂は、披針形、長さ1−1.5 cm、先はやや尖る、濃褐色。鱗片は、長さ約5 mm、鈍頭、薄膜質、濃褐色。痩果は、長さ1−1.2 mm、横断面はレンズ状、熟すと淡褐色となる。柱基は、小さく、3角錐状。刺針状花被片は、4本あって、痩果の約1.5倍の長さがあり、下向きにざらつく。柱頭は、2岐。
【ノート】コツブヌマハリイは、刺針状花被片は4本で、直立し、下向きにざらつく。

神奈川県箱根町  2003年6月23日


有花茎は円筒形で平滑、内部は綿状。  刺針状花被片は、4本で直立し下向きにざらつく。

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