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タマハリイ
【同定のカギ】池の周辺に生える1年草で、根茎はない。有花茎は、高さ5−40 cm、やや硬質、平滑。小穂は、卵形、長さ3−7 mm。鱗片は、螺旋状につき、長さ約2 mm、鈍頭、膜質、完熟後は斜開する。痩果は、長さ約1 mm、横断面はレンズ形、光沢はなく、黒色。柱基は、小さく盤状。刺針状花被片は、6−7本、痩果よりわずかに長く、下向きにざらつく。柱頭は、2岐。Eleocharis geniculata (L.) Roem. et Schult. 【国内分布】琉球 (沖縄島、宮古島、石垣島、西表島、魚釣島)。【国外分布】氾熱帯地域。 【ノート】クロミノハリイに似るが、鱗片は約2mmで痩果も約1mmと長く、刺針状花被片は痩果よりわずか長い。
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