ハマスゲ
Cyperus rotundus L.
【分布】本州(関東地方以西)、四国、九州。
【同定のカギ】ハマスゲはアゼガヤツリとよく似ているが、小穂が紅褐色であり、柱頭が3個で痩果の横断面が3稜形であること、塊茎を持つことで区別できる。
【ノート】和名は「浜菅」で海岸に多いことによる。また、匐枝の塊茎は「香附子(こうぶし)」とよばれて薬用として利用される。県内では南部に広く分布している。非常に旺盛な生命力を持っており、駐車場のコンクリートの割れ目や通路にも見られる。


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