カヤツリグサ(キガヤツリ)
Cyperus microiria Steud.
【分布】本州、四国、九州。
【同定のカギ】カヤツリグサは変異の多い植物である。チャガヤツリとよく似ているが、花序が複生し、鱗片の竜骨は短い凸端となり、小穂が黄色身を帯びることで区別できる。
【ノート】和名「蚊帳釣草」は稈を両端から裂くと4本に分かれて四角になる遊びを、蚊帳をつるのに模したことから。県内で採集された標本は少ないが、草地や畑地に広く分布していると考えられる。


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