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クロガヤ Gahnia tristis Nees
【同定のカギ】日当たりの良い海岸の湿地に生える大型の多年草。有花茎は、高さ60−100 cm、平滑、ほぼ円柱形。葉は、大部分根生し、硬く、幅5−8 mm、縁は上向きに強くざらつく。花序は、多数の分花序を有花茎の上部につけ、円錐形、長さ15−25 cm、黒褐色。分花序は5−8個の小穂からなる。鱗片は、長さ約5−6 mm、繊維状の毛がある。葯は、長さ約3 mm。痩果は、倒卵形、長さ3.5−4 mm、断面は偏3稜形、熟すと黒褐色−黒色、柱頭の基部はやや肥厚。柱頭は3岐。【国内分布】琉球。【国外分布】中国南部、マレーシア西部。 【ノート】海岸に生育する大型の植物で、葉はほとんど根生し縁が強くざらつく。
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