ムニンクロガヤ
Gahnia aspera (R.Br.) Spreng.
【国内分布】小笠原諸島。【国外分布】マレーシア、オーストラリア。
【同定のカギ】日当たりの良い海岸の湿地に生える大型の多年草。有花茎は、高さ60−100 cm、平滑。葉は、大部分根生し、幅5−10 mm、縁は上向きに強くざらつく。花序は、有花茎の上部につき、多数の分花序をつけ、長さ15−30 cm、黒褐色。鱗片は、長さ約5−6 mm、繊維状の毛を疎布する。葯は、長さ1.5 mm前後。痩果は、長さ4−5 mm、熟すと黒赤褐色。柱頭は、3岐。
【ノート】ムニンクロガヤは、クロガヤより、葯が1.5mmと短く、痩果が4-5mmと長いことで異なる。

東京都小笠原 2005年4月22日


花序は、多数の分花序からなり、黒褐色


鱗片は、繊維状の毛を疎布する       痩果は、長さ4-5mm、黒赤褐色

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