ミクリガヤ
Rhynchospora malasica C.B.Clarke
【国内分布】本州 (静岡県以西)、九州、琉球 (沖縄本島、石垣島)。【国外分布】台湾、マレー半島、マレーシア。
【同定のカギ】日当たりのよい湿地に生える多年草で、地下茎を出す。有花茎は、直立、高さ40−100 cm、平滑、上部は3稜形となる。花序は、頭状で、3−5個の球状の分花序からなる。小穂は、広披針形、長さ7 mm、7枚前後の鱗片がある。痩果は、広倒卵形、断面はレンズ形。刺針状花被片は、6本、長いものは痩果の2倍以上、平滑。柱頭は2岐。
【ノート】ミクリガヤは、頭状花序で球形の分花序からなる。

三重県四日市市西坂部町 2005年8月8日


花序、頭状で球形の分花序からなる   分花序は多数の広皮針形の小穂からなる


鱗片は披針形で鋭頭。           刺針状花被片は、痩果の2倍以上

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