ヒラアンペライ
Machaerina glomerata (Gaudich.) T.Koyama
【国内分布】小笠原諸島 (父島、兄島)。【国外分布】モルッカ諸島。
【同定のカギ】山地のやや乾燥した林内に生える多年草。有花茎は、高さ60−100 cm、扁平で平滑。葉は、多数束生し、重なり合い扁平となり、幅1−1.5 cm、先は鈍く、粉白緑色。花序は、葉より短く、3−5個の分花序からなり、有花茎の上部につく。小穂は、赤褐色、6−7花がある。痩果は、長さ3 mm、柱基は円錐形で、肥厚し密毛がある。柱頭は、3岐。
【ノート】ヒラアンペライは、小笠原に分布し、葉は扁平で束生する。

東京都小笠原村 2005年4月15日


花序は、葉より短い          分花序は、3-4個つき、3-5個の小穂からなる


小穂は、3-4個の鱗片からなる         痩果は、1小穂に1個つく


痩果は光沢がある           痩果の上端の柱基は、円錐形で密に毛がある

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