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ノグサ Schoenus apogon Roem et Schult.
【同定のカギ】日当たりの良い湿地に生える多年草。植物体は叢生し匐枝はない。基部の鞘や鱗片葉赤紫色。花序は、２〜3個の分花序からなる。痩果は白色で、細かい網紋がある。刺針状花被片は、6本あり、痩果の2倍以上の長さで、脱落しやすく、上向きにざらつく。柱頭は3岐。【国内分布】本州 (福島県、茨城県、千葉県、静岡県以西)、九州、琉球。【国外分布】マレーシア、オーストラリア。 【ノート】瀬戸内地方では、海岸近くの湿地に群生する。大株となり、鱗片や基部が赤紫色となる。
 
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