アキカサスゲ
Carex nemostachys Steud.
【国内分布】本州(近畿地方、中国地方)。【国外分布】台湾、中国南部−インド。
【同定のカギ】河岸や水湿地に群生する多年草で、叢生し、匐枝がある。雌小穂は柱状で柄はほとんど無く密花、雌鱗片は鮮緑色で、長い芒を持つ。果胞は疎に有毛、嘴が長く口部2小歯、熟すと開出する。柱頭は3岐。
【ノート】カサスゲ近縁種の中で、唯一秋に花を付け、雌鱗片の芒が長いのが特徴である。

アキカサスゲ、スキャナー像


花序                     雌花穂


果胞と鱗片           果胞              痩果

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