アリサンタマツリスゲ Carex arisanensis Hayata
【同定のカギ】樹林内に生える多年草で、ゆるく叢生する。基部の鞘は淡褐色、雄小穂は線形で柄は短く,雌小穂に隠れる。雌小穂は2〜6個ぐらいの果胞を付け,柄が長く垂れ下がる。鱗片は緑白色。果胞は鱗片より長く、嘴も長い。柱頭は3岐。【国内分布】南西諸島。【国外分布】台湾、中国。 【ノート】アリサンタマツリスゲは、エゾツリスゲに似るが、雄小穂に柄がなく雌小穂に隠れ、鱗片は緑白色となることで異なる。沖縄本島や石垣島の山地に点在して分布する。
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