エゾハリスゲ
Carex uda Maxim.
【国内分布】北海道、本州(中部以北)。【国外分布】朝鮮、中国東北部、サハリン、アムール、ウスリー。
【同定のカギ】湿地に生える多年草で、叢生する。有花茎は他のハリスゲ類より長いが柔らかく、稜は鋭角となる。果胞は鱗片より特に長く、完熟すると開出、無毛。柱頭は3岐。
【ノート】エゾハリスゲは他のハリスゲ類より大型であるが、意外と全体が柔らかく折れやすい。また、標本にする際、果胞が落下しやすく完熟した標本は作りにくい。

エゾハリスゲ 北海道厚岸町上尾幌 2008年7月3日




エゾハリスゲ、スキャナー像                小穂

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