ハリガネスゲ Carex capillacea Boott
【同定のカギ】平地の湿地に生える多年草で、叢生する。花序は、長さ0.5−1(マツバスゲ1−2)cm、雄雌性で頂生する。果胞は、雌鱗片より長く、長さ2−3(マツバスゲ1.5−2)mm、稜間に5−9脈あり、平滑で嘴は短く、完熟すると開出する。口部は凹形。柱頭は3岐。【国内分布】本州、四国、九州。【国外分布】朝鮮、台湾、中国、マレーシア、ヒマラヤ、オーストラリア。 【ノート】ハリガネスゲは、日本に広く分布しマツバスゲの生育地に近い。ハリガネスゲとマツバスゲの相違点。 花序は、長さ0.5−1(マツバスゲ1−2)cm。果胞は、長さ2−3(マツバスゲ1.5−2)mm。
|