ハシナガカンスゲ
Carex paheodon T.Koyama

【国内分布】本州(山梨県−静岡県)。日本固有。
【同定のカギ】林縁や岩上に生え、疎らに叢生し、長い匐枝がある。果胞は、雌鱗片より長く、無毛、長嘴、完熟すると外曲する、口部は2歯。柱頭は3岐。
【ノート】ハシナガカンスゲは、スギ林の林縁や林床に見られ、外観はカンスゲ類に似ているが、長い匐枝を伸ばす。

ハシナガカンスゲ 静岡県沼津市高沢町田代峠 2002年6月11日


ハシナガカンスゲ 林縁にマット状に生育


ハシナガカンスゲ 雄小穂を頂生、雄鱗片は濃褐色、雌鱗片は淡褐色


花序                        若い花序


花序、果胞は外曲                果胞、嘴が長い、口部は2歯

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