ヒメジュズスゲ Carex filipes Franch. et Savat. var. tremula (Ohwi) Ohwi
【同定のカギ】山地のシイ・カシ帯−ブナ帯の樹林内に生える多年草で、草丈が短い。有花茎は、高さ10〜20 cm、平滑、軟質。頂小穂は雄性で短い、2〜3個の果胞が続く。果胞は、小型で、雌鱗片より長く、稜間に脈があり、無毛、嘴は長い。柱頭は3岐。【国内分布】四国、九州。日本固有。 【ノート】ヒメジュズスゲは、タマツリスゲに似るが、植物体や雄小穂、果胞が小さいことで区別する。
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