ヒメシラスゲ
Carex mollicula Boott
【国内分布】北海道、本州、四国、九州、対馬。【国外分布】千島、朝鮮。
【同定のカギ】林床や林縁に見られる多年草で、細長い匐枝がある。小穂は、有花茎の上部に集まる。頂小穂は、雄性で柄は無い。果胞は、雌鱗片より長く、わずかに反転し、稜間に5−6脈あり、平滑、嘴は長く、口部は2歯。柱頭は3岐。
【ノート】ヒメシラスゲは、小穂が茎の上部に集まってつき、匐枝を持ち、果胞の嘴が長い。

ヒメシラスゲ 岡山県真庭市上福田 2008年6月14日


ヒメシラスゲ 小穂は花茎の上部に集まる


ヒメシラスゲ 雄小穂を頂生し柄は無い

ヒメシラスゲ スキャナー像 細い匐枝がある

雌小穂 果胞は熟すとわずかに反転する


果胞は鱗片より超出      果胞、嘴は長い


痩果は果胞に緩く包まれる    痩果、柱頭は3岐

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