ホンモンジスゲ
Carex pisiformis
Boott
【国内分布】
本州(関東南部−静岡県)、伊豆大島。日本固有。
【同定のカギ】
林床や路傍に生え、ゆるく叢生し、短い匐枝がある。苞葉の葉身は、刺状〜葉状。基部の鞘は、淡褐色。鱗片は、緑白色〜淡褐色。果胞は、雌鱗片より長く、密に毛があり、短嘴、口部は2歯。
柱頭は3岐。
【ノート】
ホンモンジスゲは、他のホンモンジスゲ類と異なり、基部の鞘が淡褐色で、匐枝を出す。また、関東地方を中心に分布する。
ホンモンジスゲ 神奈川県三浦郡葉山町 1998年4月15日
ホンモンジスゲ 基部の鞘は淡褐色で短い匐枝がある
花序 果胞は鱗片より長く、密に有毛、短嘴、口部は2歯
プレビュー付き和名検索へ
和名検索へ
学名検索へ
図鑑Topへ