ゴウソ
Carex maximowiczii Miq.

【国内分布】北海道、本州、四国、九州、対馬、南西諸島。【国外分布】千島、朝鮮、中国。
【同定のカギ】湿地や水辺に普通に見られる多年草で、叢生する。葉の裏面は粉白色、乳頭状突起を密布する。雌小穂は短円柱形で柄が長く、下垂する。果胞は、雌鱗片より長く、表面に乳頭状突起を密布する、嘴は短く、口部は切形。柱頭は2岐。
【ノート】雌小穂はやや大型の短い円柱形で下垂し、果胞の表面に乳頭状突起を密布することで区別できる。国内に広く分布し、湿原の周辺や草原に普通に見られる。

ゴウソ 広島県大竹市栗谷町 2008年5月11日


ゴウソ 花序 雄小穂は柄が長く垂れ下がる。


雌小穂、鱗片は芒を持つ         果胞と鱗片


果胞と鱗片        果胞、表面に乳頭状突起を密布


果胞、痩果は緩く包まれる       痩果

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