コウボウシバ Carex pumila Thunb.
【同定のカギ】海岸砂浜に生える多年草で横走する長い根茎がある。果胞は、多数脈があり、無毛、先端はしだいに狭まって短嘴となり、コルク質、光沢があり、口部は鋭2歯となり、乾燥すると褐色に変色する。柱頭は3岐。【国内分布】:【国内分布】北海道、本州、四国、九州、対馬、伊豆諸島、南西諸島。【国外分布】東アジア、オーストラリア、チリ。 【ノート】海岸に普通に見られる。コウボウシバは、シオクグに似るが、雌小穂が離れて付く、果胞の先端が緩やかに狭まることで区別される。
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