クジュウスゲ
Carex
alterniflora
Franch. var.
elongatula
Ohwi
【国内分布】
本州(中国地方)、四国(愛媛県)、九州(熊本県、大分県、鹿児島県)。日本固有。
【同定のカギ】
林床や路傍に生え、短い匐枝がある。果胞は、雌鱗片より長く、無毛、長嘴、口部は2小歯。痩果は、果胞にやや密に包まれ、頂部に盤状付属体がある。
柱頭は3岐。
【ノート】
クジュウスゲは大分県久住山がタイプロカリティであるが、九州だけでなく中国・四国地方にも分布する。
クジュウスゲ 大分県玖珠郡九重山 2005年6月4日
クジュウスゲ 花序
クジュウスゲ、匍蔔枝を持つ 雌小穂、果胞の嘴が長い
果胞と鱗片、果苞の嘴が長い
果胞と痩果 痩果、頂部に盤状付属体
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