マダラシマスゲ
【同定のカギ】林縁に生え叢生する。苞葉の葉身は葉状、雌小穂より長いものがある。頂小穂は雄性、側小穂は雌性で柄は短い。鱗片は、緑白色で、特に長い芒がある。果胞は、雌鱗片より長く、有毛、口部は2小歯。痩果は、3稜が顕著で基部がやや凹み、頂部に環状付属体。柱頭は3岐。Carex sp. 【国内分布】九州(佐賀県鎮西町馬渡島、鹿児島県三島村黒島)。日本固有。 【ノート】マダラシマスゲは清水 (1990) により賀県鎮西町馬渡島で採集された。マダラシマスゲは、ツシマスゲに似るが、雌小穂が短柄、苞の葉身が小穂より長く、果胞の脈が細い。
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