マメスゲ
Carex pudica Honda
【国内分布】本州(宮城県以西)、伊豆諸島(神津島)。日本固有。
【同定のカギ】湿原周辺や草地に生える多年草で叢生する。頂小穂は雄性で、長い柄があり直立する。雌小穂は、柄は短く根生する。果胞は、雌鱗片より長く、稜間に13−18脈があり、疎らに短毛があり、上部はしだいに狭まり短嘴となり、口部は全縁。柱頭は3岐。
【ノート】マメスゲは小型のスゲで、雄小穂は直立して柄が長い。雌小穂は柄が短く根生することで、他のアオスゲ類とは区別できる

マメスゲ 花序は根元にかたまる 福島県白河市表郷 2009年5月31日


マメスゲ 雄小穂は柄が長く、雌小穂は柄は短く根生する


マメスゲ 雄小穂は柄が長い

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