ナガバアメリカミコシガヤ
Carex vulpinoidea Michix.
【国内分布】神奈川県、埼玉県、愛知県、富山県、岡山県【国外分布】北アメリカなど。
【同定のカギ】北アメリカ原産で、湿地に生育し、叢生する。葉は果期には、有花茎より長い。小穂は雄雌性。果胞は扁平で、背面には3脈が目立つが、腹面はほとんど無脈、口部は2裂する。柱頭は2岐。
【ノート】ナガバアメリカミコシガヤは、アメリカミコシガヤに似るが、葉が果期には有花茎より長く、果胞は長さ2mm前後で小さいことが異なる。

ナガバアメリカミコシガヤ 湿地に叢生 岡山県総社市 2004年7月2日


ナガバアメリカミコシガヤ オオカワズスゲ節で、雄雌性の小穂が花茎の上部に集まる


1個の小穂は頂部に小さい雄花      雌花、鱗片の先は芒状にとがる


果胞と鱗片         果胞、背面、3脈が目立つ  果胞、腹面、口部は2裂


果胞と痩果            痩果、扁平

プレビュー付き和名検索へ 和名検索へ 学名検索へ 図鑑Topへ