ニッコウハリスゲ
Carex fulta
Franch
【国内分布】
本州。日本固有。
【同定のカギ】
ブナ帯の湿地や流水域に生える多年草で、叢生する。有花茎は、鋭稜で、上部は強くざらつく。果胞は、雌鱗片よりやや長く、完熟すると開出し、縁近くに細脈があり、無毛、短嘴、口部は凹形−切形。柱頭は3岐。
【ノート】
ニッコウハリスゲは、有花茎が強くざらつき、果胞は痩果を緩く包む、果胞は熟すと開出し3〜5脈があることなどが特徴である。
ニッコウハリスゲ 岡山県新庄村 2011年7月8日
花序 1個が頂生し、雄雌性 花茎の上部が強くざらつく
果胞 鱗片より長い、縁近くに脈がある、無毛
痩果は果胞に緩く包まれる
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