サンインヒエスゲ Carex jubozanensis J.Oda et A.Tanaka
【同定のカギ】アカマツ林の林床や乾燥した樹林内に生える多年草で、疎らに生え、長い匐枝がある。果胞は、雌鱗片より長く、熟すとやや開出し、無毛、上部はしだいに狭まり長い嘴となり、口部は2歯。花柱の基部は湾曲する。柱頭は3岐。【国内分布】本州(福井県−鳥取県、広島県の日本海側)。日本固有。 【ノート】2004年に鳥取県をタイプロカリティとして新種発表された。長い匐枝、長嘴の口部が2歯となることが特徴的である。
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