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シバスゲ
【同定のカギ】日当たりの良い芝地や草原に生える多年草で、疎らに生え、長い匐枝がある。小穂は上部にかたまり、柄は無い。果胞は、雌鱗片より長く、稜間に5−7脈があり、短毛があり、上部は急に狭まり短嘴となり、口部は2小歯。痩果の頂部に盤状付属体。柱頭は3岐。Carex nervata Franch. et Sav. 【国内分布】】北海道、本州、四国、九州、対馬。【国外分布】朝鮮、中国。 【ノート】シバスゲは日当たりの良い田の畦や草地に長い匐枝を出し、点在する。葉が短く、有花茎のみが突き出るため目立たない。アオスゲ類とは、雌鱗片の芒がほとんど無い点が異なる。また、ホンモンジスゲ類とは、苞の葉身が短いかまたはない点で異なる。
 
 
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