シラスゲ
【同定のカギ】山地の林床や林縁に普通に生える多年草で、オオカブトなり匐枝を持つ。葉裏に乳頭状突起を密布。雄小穂を頂生し、雌小穂は線柱形で下垂する。鱗片は蒼白色で果胞より短い。果胞は、陵間に3−5脈あり、平滑、嘴は長く、口部は2歯。柱頭は宿存することが多い。柱頭は3岐。Carex doniana Spreng. 【国内分布】】北海道、本州、四国、九州、対馬、南西諸島、伊豆諸島。【国外分布】東アジア、マレーシア、ヒマラヤ。 【ノート】日当たりの良いやや乾いた場所にも生育しており、雄小穂が短く斜上して垂れ下がらない個体もある。
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