ツクシスゲ
Carex uber Ohwi
【国内分布】四国、九州。日本固有。
【同定のカギ】林縁の斜面や林床に生える多年草で、密に叢生する。雌鱗片は緑白色で長い芒がある。果胞は、雌鱗片より長く、短毛、口部は2小歯。痩果は、菱形で3稜が明瞭。柱頭は3岐。
【ノート】ツクシスゲは、タシロスゲに似るが、小穂が花序の上方に集まり、苞の葉身は通常花序より長く、雌鱗片の芒は長く超出する。

ツクシスゲ 高知県四万十市佐田沈下橋 2005年4月10日


ツクシスゲ 花序                 花序、頂小穂は雄性


花序 小穂の柄は短い             雌小穂、雌鱗片は長芒


スキャナー像 


基部の鞘                雌小穂、鱗片は短く長い芒がある


果胞と鱗片         果胞、短毛がある        痩果、菱形で3稜

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