ワンドスゲ
Carex argyi H. Lev. et Vaniot
【国内分布本州(大阪府淀川)九州(熊本)。【国外分布】中国
【同定のカギ】河口の水辺に生え、短い根茎がある。基部の鞘は、赤褐色で糸網を生じる。雄小穂は、2〜4個を頂生する。雌小穂は、円柱形で柄がある。果胞は、雌鱗片とほぼ同長、長さ4−5 mm、脈があり、無毛、長嘴、コルク質、口部は鋭2歯。柱頭は3岐。
【ノート】ワンドスゲは、他のシオクグ節の種とは、根茎が短い、果胞が短い(ワンドスゲ、4〜5mm:他のシオクグ節、5〜8mm)ことで区別される。

ワンドスゲ 雌小穂は長く3〜6cm 大阪市東区城北ワンド 1998年5月8日


雌小穂、雌鱗片は短い芒がある      雌小穂、果胞はコルク質で口部が鋭2歯


果胞と鱗片          果胞、無毛で脈がある    果胞、口部は鋭2歯

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