ヤクシマカンスゲ
Carex morrowii Boott var. laxa Ohwi【国内分布】九州(屋久島)。日本固有。 【同定のカギ】屋久島の渓谷の岩場や林縁に生える。葉は、幅3−8 mm、やや軟質、縁はざらつく。雌小穂は、果胞が疎らに付く。果胞は、雌鱗片より長く、稜間に7−8脈があり、平滑、上部は急に狭まり長い嘴となり、縁には刺毛があり、口部は2歯となる。柱頭は3岐。 【ノート】ヤクシマカンスゲは、カンスゲと似るが、葉は軟質でやや細く、果胞が細長く、雌小穂の果胞は疎ら。屋久島の岩場に生育。
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