ヤクシマコタヌキラン
Carex nagatadakensis Masamune
【国内分布】鹿児島県(屋久島)、日本固有
【同定のカギ】屋久島の頂上の岩地に生える多年草。叢生する。基部の鞘は赤褐色、雄小穂を頂生し雌小穂は柄が長く下垂する。雌雄の鱗片は濃赤紫色で芒が長い。果胞は嘴が長く、口部は深い2又となる。柱頭は長く宿存する。柱頭は2岐。
【ノート】ヤクシマコタヌキランは屋久島の高地に分布する種で、コタヌキランに似ているが果胞が長い。調査許可:文化庁(21委庁財第4の6878号)、環九地国許第090601001号、鹿教文第373号

鹿児島県(屋久島)



ヤクシマコタヌキラン              基部の鞘


花序  


果胞と痩果 果胞は嘴が長く、口部は深い2歯 柱頭は宿存する

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