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ヒデリコ
【同定のカギ】田畑の畦や日当たりの良い湿地に普通に生え、叢生する。有花茎は、高さ20−60 cm。花序は、数回分枝し、複散房状、長さ4−8 cm。小穂は、長さ2.5−3.5 mm、幅1−1.5 mm、褐色。痩果は、長さ約0.6 mm、横断面は3稜形、乳白色で光沢があり、表面に浅い横紋があり乳頭状突起を疎らにつける。花柱の基部は、ややふくらむ。柱頭は、3岐。Fimbristylis littoralis Gaudich. 【国内分布】本州、四国、九州。【国外分布】台湾、朝鮮南部、満州、中国、インド、マレーシア、オーストラリア、ミクロネシア、北アメリカ西部海岸沿い。 【ノート】小穂が大きく、長さ3−4.5 mm、幅2−2.5 mmのタイワンヒデリコ (F. littoralis Gaudich. var. koidzumiana (Ohwi) T.Koyama) が報告されている。
 
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